今日は、なぜ自己肯定感が低い状態になるのか、
その原因について書いてみますね
1つ目は、
生まれてから今までの経験により身についた、偏った、価値観や考え方によるもの
2つ目は、
自分以外の価値観や他人に目がいき、自分と周りとを比較する事から生じるもの
3つ目は、
気持ちと行動が一致していない時に生じるもの
です
順に説明してみますね!
1.生まれてから今までの経験により身についた偏った価値観や考え方によるもの
同じ物事を経験した時、人によって、生じる感情や行動は様々です
例えば、同じ「犬を見る」という経験をした時、
ある人は、可愛いと思います
しかし、ある人は、怖いと思います
可愛いと思えば、声をかけたり、撫でてあげたりするでしょう
でも、怖いと思えば、そこから離れようとするでしょう
生じた感情によって、行動も変わります
もう1つ例を挙げてみますね
例えば、仕事で上司から注意を受けた時、
ある人は、「期待してくれてるのかな、自分の成長のためにも頑張ろう」って思うかもしれません
しかし、「自分は嫌われてるのかもしれない、上司が怖い、自分の能力は低い」、と思う人もいるでしょう、。
なぜ、同じ物事を経験しているのに、考え方や行動が変わってくるのでしょうか?
それは、生まれてからそれまでの経験が違うので、
人によって身に付いた考え方や価値観も違うからです
人は、経験によって、独自の考え方や価値観を身に付けていきます
もちろん、生まれつきの性格というものもありますが、
その人独自のそれまでに身に付けた価値観や考え方によるものも大きいのです
もし、過去に、両親、学校の先生、友達など、周りの人との関係で、
そのままの自分が認められ、嬉しくなるような関わりが多ければ、
自分に対するイメージも上がり、物事もプラスに捉えやすくなるでしょう
反対に、そのままの自分である事を否定されたり、無視されたりして、
心が傷ついたり、自分独自の考えや行動を表現できなかったりすると、
自分のイメージは下がり、自分に対する自信を失い、物事をマイナスに捉えやすくなるでしょう、、
自分の考えが分からなくなったり、どう行動していいのか分からない、決められないというふうになる事もあります、、
なので、必然的に、自己肯定感が下がった状態になりやすくなるのです
2.自分以外の価値観や他人へ目がいき、自分と周りとを比較している時
自己肯定感が高い時は、自分の価値をそのまま認めて受け入れる事ができます
しかし、自分以外に目がいき、他と自分とを比べている時、
心は不安定になりやすく、自己肯定感は下がる事が多いです、、
価値観や考え方は人それぞれで、人の個性も能力も千差万別です
なので、自分以外のものを基準にしてそれと比較して自分をみていると、
有頂天になったり、落ち込んだりしやすくなります、、
心が不安定になり、自己肯定感が下がった状態になりやすくなってしまいます、、
3.気持ちと行動が一致していない時
自分の気持ちと行動が一致している時、ストレスもなく、自然と前向きな気持ちと行動になるでしょう
心が満たされた状態でいる事ができます
しかし、周りがしているから自分もしないといけないと思って、
本当はやりたくない事を無理して頑張っていたりなど、
本心ではない事をしている時やしなければいけない!と思っている時、
心は、大なり小なり、拒絶反応を起こします
それが、気分の落ち込みやイライラにつながったりもします、、
身体の不調となってあらわれることもあるでしょう、、
自分責めや他人責めをしてしまう事もあるかもしれません、、
こんな時も、やはり、自己肯定感は下がってしまいます、、
自己肯定感が下がってしまう原因を3つ挙げてみました
ここカウンセリングルーム 虹の輪っかでは、
カウンセリングを通して、この3つの原因についても、それぞれ深く掘り下げてみていきます
そして、バランスのとれた価値観や考え方に戻していきます
また、自分の心を冷静に客観的にみて、自分の本当の感情に気付いた上で、
(人は、不安や恐怖などにより、無意識に本心をみないようにしていたり、本心に気付かない事もあるんですよ
自分の本当の気持ちに気付くだけでも、だいぶ心がすっきり楽になります!)
そして、どうしたいか、どうしていくか、
対策や行動を一緒に考えていきます
その時、その時の、そのままの感情を大切にしながら、無理なくカウンセリングを行っています
自己肯定感を上げたい方、ご自身やご家族の事で悩みがある方、いつでもお待ちしています
お気軽にご相談くださいね